HIRSCH ヒルシュ GEORGE  時計のベルトバラしてみた。

時計好きの皆様こんにちは。時計貴族の工藤です。

 

時計好きあるあるを言ってもいいですか?

【その時々によってハマっているシリーズがある】

んじゃないかなと思います。

 

ちなみに私は今これにはまっています。

 

スーパーコンプレッサー

 

この形です。

むかーし流行った時期があったそうな。

このリューズが二個ついているのが最近のオキニです。

 

このリューズ二つ付いているのは、当時スーパーコンプレッサーというモデルのケースでして。いろんなメーカーがこちらを購入して時計を作っていたそうです。

今でこそヘリテージでかっこいいですが、当時は斬新でかっこよかったんでしょうね!

 

 

 

今日はヒルシュのベルトを分解します。

ひょんなことから手に入れたこちらのベルト(お買取した時計についていましたが、ダメージがあったためベルトは処分に…)ですが、ちょっと裏面に剥がれがあり、長くは使えなさそうでしたのでばらすことにしました。

 

ヒルシュ ジョージ

ヒルシュ ジョージ

こんな感じのベルトです。

ぱっと見はレザーなんですが…

 

裏面はこんな感じ。

 

ヒルシュ ジョージ

 

なんと!ゴムなんです。

ラバーに表のレザーを貼り合わせて一つのベルトとなっております。

ちなみにこちらのラバーは天然ゴムで、アレルギーなどが抑えられるのだそうな!すごい技術です。

さらには300m防水。ベルトに防水なんて求めたことがないので???ってなっちゃいますが、なんかすごいなと思います。

 

 

で、防水とか貼り付け…ということで気になったのが

 

【表のレザー剥がれないの?】

 

ってとこ。気になって無理やりはがしちゃいました。

 

と言いますのも、こちらのベルト…

 

ヒルシュ ジョージ

 

 

わかりますかね?少し裏面が剥がれてたんですよ!こりゃあもう行くしかないなと。15000円のベルトにメスを入れます。

 

 

はがしたらこんな感じ。

ヒルシュジョージ

よーく見ると、左側がラバー・フィルム・レザーになっているのがわかると思います。

なるほど、この白いのが防水のフィルムなんですね!これにより防水ができているようです。フムフム。なかなかすごい技術。

 

また、粘着力が強すぎて綺麗には剥がすことができません。

接着力がやばいです。

 

そのため、おそらく普段使っていて剥がれる…ということはないと思います。

でも、裏面は剥がれる可能性あり。そんな時は軽くボンドで付けていただければ問題ないかと。

 

こんな柔らかいのに剥がれない

ヒルシュ ジョージ

こんなに柔らかいのに、あんなにガッチリくっついているとは思ってもいませんでした。

てっきりスルスルーっと剥がれるものと・・・

 

いやあ、お見事です。

 

今回の実験のように、裏面が少し剥がれてきたとしても、そのまますぐに全体が剥がれることはあまり考えられません。

そのため、ちょっと剥がれても気にせずにお使いいただきたいなと思います。

 

15000円の価値は大いにある時計ベルト。

 

アレルギーなどで革ベルトの着用が難しい場合でも安心して使えるタフなベルトです。

 

ぜひ1本買ってみてはいかがでしょうか!